Google 広告のスマート自動入札のしくみ
2021年08月11日 (更新日:2022年03月10日)
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Google 広告のスマート自動入札のしくみ
Google 広告のスマート自動入札はコンバージョンに基づく入札戦略で、高度な機械学習を使用して、オークションごとに適切な入札単価が設定されます。端末、地域、時間帯、リマーケティング リスト、言語、オペレーティング システム(OS)など、オークション時のさまざまなシグナルを考慮し、すべてのオークション発生機会で状況に応じた処理が行われます。
動画キャンペーンでは、TrueView アクション広告でのみ、スマート自動入札機能が利用可能です。2019年1月現在、「目標コンバージョン単価制」と「コンバージョン数の最大化」が入札戦略として選択できます。
スマート自動入札のポイント
- 機械学習には、学習のためのデータが必要です。適切なコンバージョン データをキャンペーンに蓄積して最大効率化するためには、動画視聴からコンバージョンまでの日数を考慮して最低でも1 週間、キャンペーンを継続することが強く推奨されます。
- スマート自動入札は、キャンペーンの設定やオーディエンス、クリエイティブに変更があると、その変化を鑑みて自動的に機械学習を最適化しなおす機能を備えています。ただし、頻繁な設定の変更は、機械学習の最適化プロセスを鈍化させるため推奨されません。
- キャンペーンを開始してから約 2 週間、スマート自動入札はインプレッションを増やしてデータの蓄積を行います。目標コンバージョン単価が低すぎたり、ターゲティング範囲が狭すぎたりすると、インプレッションが十分に増えない可能性があります。開始後約 1 週間経過しても配信量が想定より少ない場合には、キャンペーンの再設計が推奨されます。