少額予算で地方におけるリスティング広告(Web広告)の実施は、競合や市場の状況がかなり影響する
目次
少額予算で地方におけるリスティング広告(Web広告)の実施は、競合や市場の状況がかなり影響する
地方案件の場合媒体費の予算が少額のケースが多いのではないでしょうか。
Web広告にあまり馴染みがなく、バーチャルな感覚があり、新聞やテレビの様に「やった感」があまりないと思われてしまうケースもあります。
また、弊社案件の場合1ヶ月の広告予算はだいたい5万~10万円程度が多いです。
Web広告には、リスティング広告、ディスプレイ広告、動画広告、SNS広告などの種類がありますが獲得を狙うならリスティング広告の一択で間違いありません。
あれもこれもと思う気持ちも分かりますが少額予算の場合は選択と集中が大切です。
予算の分散は効果が感じられない状況に陥ってしまいます。
5万円の予算でGoogleとYahoo!のリスティング広告をまず1ヶ月
例えば、予算が5万円の場合GoogleとYahoo!のリスティング広告(それぞれに予算を分配)をまず1ヶ月程度配信してみます。
その後、どちらかの媒体に成果が偏っている場合は媒体を絞って配信しても問題ありません。
リスティング広告が有効なケース
商圏が狭い場合、商品・サービスの内容によっては競合が少ないケースがあります。
この様なケースはかなり狙い目です。
弊社案件で月額5万円の広告予算で、月40件の商品購入を獲得したECサイトがありました。
なぜこうなったかの理由を考えてみると、
- 県内で有名な商材
- 地場産品のため寡占市場(市場規模はかなり小さい)
- 競合の参入がほとんどない
- お歳暮、お中元などの季節性商品
このような状況で、且つ季節性商品なためリスティング広告がほとんど競合していませんでした。
商材は地方では有名で、商材名での検索キーワードがほとんどでした。
(店名や商品名ではなく商材名での検索がほとんど)
季節性商品でしたが、「お歳暮 ギフト」「お歳暮 人気」などのキーワードではコンバージョンに至りませんでした。
また、競合他社より少しサービスを充実させただけでWebからの購入に繋がっていました。
ギフト商品の場合、購入者にとっておまけや割引などのお得感が重要かもしれません。
まとめ
地方の地場産品で、競合の参入が無く、市場規模は小さいが寡占市場の場合は、リスティング広告の効果は大きいのではないかと思います。