ECRSの4原則で業務効率化。「なくす」「減らす」「まとめる」「かんたん」で仕事のムダをなくす。
2022年09月22日 (更新日:2022年09月22日)
目次
ECRSの4原則とは
ECRSとはEliminate(排除)・Combine(結合)・Rearrange(交換)・Simplify(簡素化)の頭文字を取った業務改善用語です。
業務を効率化を考える時の視点を示したものです。
大切なのは以下の順番にそって考えるということです。
Eliminate(なくせないか)
↓
Combine(一緒にできないか)
↓
Rearrange(順番を変更できないか)
↓
Simplify(簡単にできないか)
Eliminate(なくせないか)
まず最初に「なくせないか」を考えます。
仕事そのものをなくすことができれば、最も大きい改善効果が見込めます。
Combine(一緒にできないか)
2番目に検討するのが「一緒にできないか」です。
2回に分けていた作業を1回にまとめてみる。
Rearrange(順番を変更できないか)
次は「順番を変更できないか、交換できないか」という視点で業務効率化を図ります。
順番や担当者変更することで、手戻りや段取を減らすことができるかもしれません。
Simplify(簡単にできないか)
最後は「簡単にできないか」。もっと簡単な方法はないか。
今まで何となくの前例でやっていた作業を簡素化することで改善の余地があるかもしれません。